第3456回
西部大開発の現場を見に行きましょう
次の投資考察団は昨日もお知らせしたように、
10月9日(金)から17日(土)まで8泊9日のスケジュールで、
中国の西部大開発の現場を訪問致します。
北京→西寧→成都→重慶→上海の順序ですが、
西部では開発と成長が続いているせいもありますが、
不動産も上昇傾向にあり、商売も活気づいています。
うちの連中が焼肉屋のほかにパンの工場もつくり、
遂に中国でも10本指に入るような
カッコのいいコーヒー・ショップも開きました。
女性が見ただけで入りたくなる
デザインの店をつくりなさいと言ったのがどんな店になったのか、
ぜひごらんになっていただきたいのです。
中国全体にヨーロピアナイズの風が吹きまくっており、
本当は成都は一歩遅れて後を追う位置にあると思っていたのが
何と上海や北京よりハイカラな店ができてしまったのです。
吉野家も成都に進出する計画を立てているようですが、
もしQ’Sコーヒーが連日満員になったら
スターバックスの時代は過去のものになるかも知れません。
重慶はかつて蒋介石が南京から遷都して
重慶政府をつくったところですが、
その時代の名残りが製鉄や自動車などの産業に残っています。
重慶鋼鉄や重慶長安汽車の基地ですが、
玖龍紙業も工場を建てています。
長安汽車には一回行っていますが、
何しろ人口3千万の大都市ですから、
成都と並んで日本の流通業者も看過できない地域になる筈です。
私たちがどこの会社を見学に行くかは
これから交渉に入るところです。
なお上海に戻って邱友会と合同の勉強会をやるのは
10月16日(金)になっています。
投資視察団には参加しないが、邱友会に出席したい方はその旨、
交流センターに申し込んで下さい。
最近はすぐ満員になってしまいますので、
あとは空席待ちということになってしまいます。
なおもしこれから年末にかけて
株式市場が強気の展開になるようでしたら、
年明け後に中国が景気回復の先陣をつとめることになると
考えていいでしょう。
|