中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3319回
6月の上海邱友会にご参加下さい

6月の中国投資考察団の一番最後は常州から上海に出て、
ホテル・オークラの経営するガーデンホテルに2泊します。
帰省する前日はいつものように
株式研究会と私のスピーチがありますが、
その日(6月17日 水)は上海邱友会と合流して、
うちの永華大廈で開催しますので、
旅行には行けないが、上海邱友会にだけ参加されたい方は
その旨、交流センターにお申し込みになって下さい。

いま私が上海で力を入れているのは
新天地の向うを張って旧天地(私が勝手につけた名称ですが)という
新名所をつくりあげることです。
泰康路という
ガーデンホテルからそれほど遠く離れていないところに、
時代がかった古い建物がそっくり残った
路地裏のようなところがあります。
低所得者の人たちが生活していた古い軒並みですが、
そこを借りてファッション、アクセサリー、
ギャラリー、コーヒーハウスなどの
小じんまりしたお店が少しずつできてきました。
人に連れられて2、3年前に路地裏を歩いた私は
頭の上に洗濯物がひらめいているよごれた通りが
いまに上海新名所になるだろうと直感しました。
若いデザイナーやアーティストが集まれば、
新しく上海を訪れた観光客が必らず一度は顔を出す
新名所になるだろうと確信したのです。

ですから私のところに出入りする日本の若い人たちに、
小さな店をつくって
ユニークな新商品やサービスを売るようにすすめました。
いまのところ、まだ
「邱公館コーヒー」、「赤い靴」、「異人館」
と3軒しかできていませんが、
邱友会にご参加の方もご一緒にこちらにご案内致します。
但し、旧天地のコーヒー代やケーキ代はご自分で支払って下さい。
それでないとこの町に来た感じがでないのです。
昼食会と講演会のあとは夕食会がありますが、
上海で小さな店を持ちたい人は私たちの仲間に入って
それこそ童謡に唱われているような
「横浜の港」とか「青い目」とか、
文明開化の日本を代表する気のきいた店をつくって下さい。
店を借りることから、店づくりをするお手伝いまで
うちの若い者が喜んでやると思います。


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2009年4月11日(土)

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