中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第3292回
ベトナム株ならさくら証券でどうぞ

ベトナムはアジアの時代の
有望選手になる国になると私は見ています。
中国の次は恐らくベトナムでしょう。
中国の後に続いて、多分、10年くらい遅れて
その後を追う形ではないでしょうか。

世間ではBRICsという考え方が普遍的で、
ブラジル、ロシア、インド、チャイナ
ということになっていますが、
高速道路を牛とスズキの自動車が仲好く走っているインドや
男という男が昼間からへべれけになっているロシアが
中国のあとを追うとはとても想像できません。
中国に遅れて中国の後を追うのは
600万の都市に300万台のオートバイが
川のようにスムーズに流れている
人口9000万のベトナムだと私は見ています。

先ずレストランで食事をしていても、
給仕をする人も食べている人も、
日本人とも、また香港人や台湾人とも区別がつきません。
気のつき方だって、働く意欲だって全く同じ系統に属します。
国の事情によって少し遅れて同じ方向に動いているだけで、
時間差があるだけです。
ですから10年くらい遅れて同じことが起るよと証明を受ければ、
なるほどと納得する人は多いのじゃないでしょうか。

ホーチーミンやハノイの町の中の発展ぶりや
工業団地の動向を見て歩いて私もなるほどと納得できたので、
ベトナムに証券会社をつくることに賛成したのです。
ちょうど現地の人から話を持ちかけられ、
言葉の問題もあるし、
日本人が安心して投資のできる
証券会社をつくる必要を感じました。
そこで、証券会社は藍沢証券と日本アジア証券に
やっていただくことになったのです。
日本人は一度買うとなかなか売らないから、
日本人から売買手数料は大してもらえない。
だから口座の管理費をとってやれという目に
あわされている人が結構多いのです。
そういう目に現にあわされている人は
どうぞ「さくら証券」に口座をつくって下さい。


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2009年3月15日(日)

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