第2968回
「非居住者のすすめ」ができてきました
私のお金儲けシリーズ全6巻の第5冊目にあたる
「非居住者のすすめ」が中公新書ラクレの一冊として
中公公論社から出版され、
既に本屋さんの店頭に並んでいます。
非居住者とは、
日本国内に住まずに外国に住んでいる人のことですが、
「1月1日の住所が日本にないこと」、
「1年のうち半分以上を外国で暮らしていること」
が条件になっています。
非居住者と居住者とどこが違うかというと、
居住者には納税の義務があって、
毎年3月15日までに所得の申告をして
総合所得税を支払わなければなりません。
それに対して非居住者は同じ日本人であっても、
日本国内で発生した所得に対して20%の源泉課税をされるだけで、
海外における所得に対しては国内の課税はありません。
そういうことがなぜ大切かというと、
日本の税率より税率の低い国々がたくさんあり、
そういう国に住んでいると、
税金が安くてすむからです。
その例として私は香港をあげましたが、
香港ではどんなにたくさん稼いでも、
法人税は17%、個人所得税は15%だけですみます。
累進税率がありませんので、
同じ金額の稼ぎでも日本で稼ぐより
3倍も5倍も早くお金持ちになれるのです。
また香港には相続税もなく、
贈与税もなく、香港以外で稼いだ所得に対しては一切、
課税しませんので、
投資の根拠地を香港において、
世界中で最もチャンスの多いところで稼げば、
もっと早く億万長者になれます。
海外投資で一山あてたい人にとっては耳寄りな話ですから、
ぜひ読んで見て下さい。
なお恒例によって、
このコラムの読者には抽選で10名様に
著者署名入りの本をプレゼントしますので、
籤運に自信のある方は大急ぎでお申し込みになって下さい。
税別720円の新書版ですから、
自分でお金を払った方が読みごたえがあるかも知れませんが、
「香港に金庫を置いて中国で稼ぎたいと思っている人」
はぜひ手にとって見る必要があります。
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