中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2812回
2008年度実務手帖まだ間に合います

2008年度「邱永漢実務手帖」については
去る11月5日のこのコラムでお知らせをし、
次々と予約をいただいていますが、
新しく出版を引き受けてくれた魁星出版が
人手不足のために仕事が遅れ、
もうあらかたの手帖が書店の店頭に並んでいるのに、
いまだに姿を見せていません。
私がしびれをきらして、
ベトナムの旅先から催促をしたら、
12月7日にできてくると返事がありました。

早く新年の手帖に書き入れをしたいとイライラしている人には
まことに申し訳ありませんが、
どうぞもう少しお待ち下さい。
毎年、ご愛用頂いている方から、
たった千円送るのに
送料が何百円もかかって困ると苦情がありましたので、
今年はインターネットで送金ができるようになりました。
どうぞお気軽にお申し込み下さい。

2007年はサブプライム・ローンの失敗で、
世界中の金融機関が大きな損失を蒙り、
その数字を小出しに発表していますが、
日本の銀行よりは
シンガポールや香港の銀行の方が打撃が大きいと私は見ています。
その正確な数字がわかるのは
恐らく年明けから以後のことになるでしょうが、
それを契機にドル安が進むので
ドルを外貨準備として大量に持っている中国
続いて日本が甚大な影響を蒙ることは避けられそうもありません。
中国の場合は、
その上に人民元切上げの圧力が加わりますから
2008年度は例年に比べて大きな変化があります。
ドルの終わりのはじまり、
アジアにとってはアジアの時代のはじまりになるのです。

そういう変化の時代の
お守り札の代わりになるかどうかはわかりませんが、
私は「先を読む人のそのまた先頭」を志していますから、
私の実務手帖を使って、
毎日の書入れをする人は橋を叩いて渡るよりも、
橋を叩く前に渡ってしまって下さい。
手帖はお申し込みいただければ、
でき次第すぐにお送りします。
まだ申し込んでいない方もどうぞ、
いまからでも充分、間に合います。


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2007年11月21日(水)

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