中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2781回
2月のベトナム考察団申し込みはこれで

年明けはマダガスカルに行く予定をたてていましたが、
ベトナムに行くウェイティング・リストを
いつまでもほっておくこともできませんので、
2月に入ったら、もう1回、
ハノイ、ホーチミンに行くことになりました。
今回は北京からハノイにとび、ホーチミン、
帰りは広州に1泊して上海にとび、
上海邱友会と合同の中越事情研究会をひらくスケジュールを
組んでいるところです。

今回もすでに申し込みは定員に達していますから
改めて募集記事を出す必要はないのですが、
キャンセルをする人がいるかも知れませんので、
いまのうちに申し込みをして下されば、
また次の募集まで待たなくてもすむかも知れません。
ベトナム株は既にブームの段階に入ったと言われていますが、
いま次々と新規上場しているのは、中国がそうであったように、
主として国営事業の株式化によるものです。
港湾事業、石油の採掘をしている企業、
さらには高速道路や水産会社に至るまで、
いずれも独占性の強い国営事業ばかりですから、
モンゴルあたりで上場されている企業とはわけが違います。

ただベトナムには日本語のわかる証券会社はあっても、
日本人に向いた証券会社はまだありません。
私自身が投資をするにしても、
安心してお金を預けておける証券会社が必要だと思ったので、
ベトナムの然るべき人たちに働きかけて、
ベトナムに証券会社を設立することを思い立ったのです。
資本金10億円ていどで、規定により51%がベトナム側ですが、
予定通り、年明けに許可になれば、
次の考察団を組んでベトナム入りをした頃には
話が具体的になっていることになります。
皆さんが証券会社に出資するかどうかということが
話題になることがあるかも知れませんが、
いまのベトナムで起っていることは
ベトナム戦争が終わった直後に
私がハノイやホーチミンに行った頃とは様変わりです。
2月の考察団までにはまだ時間がありますが、
ベトナム投資を目指す人たちはどうぞ早めに申し込んで下さい。
もう既に一杯なので、年明けのお知らせは
省略させていただくことになるかも知れません。


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2007年10月21日(日)

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