中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2337回
肌を美しくする幻の化粧品との奇遇

少し前からいつこの欄で取りあげようかと
うずうずしていたことがあります。
それは肌を美しくする世にも珍しい化粧水のことで、
私もうちの家内も娘も使いはじめたら、
やめられなくなったほど
顔も手足もすべすべになったばかりでなく、
シミも目につかないほどうすくなったのです。
一ぺん、日本に持って帰って妻と娘にあげたところ、
次の旅行の時は北京まで電話がかかって、
「帰るときはあの化粧水を忘れずに持って帰って下さいね」
と電話で念を押されてしまいました。
こんなことはかつてなかったことですから、
「やっぱり効いているのは僕だけじゃないんだな」
と意を強くしました。
というのも私自身が実験台になって、
この3ヵ月、毎日、朝晩、顔と手足に使ってみたところ、
顔がスベスベになったばかりでなく、
カサカサになっていた腕の皮膚も
若い人たちとほとんど変わらなくなったばかりでなく、
20年来左の人差し指にできていた黒いシミが
ほとんど見分けがつかないほど色あせて、
「これなら間違いない」
と私に確信をもたらしていたからです。

事の起こりはこの4月に考察団を連れて
珠海、澳門、香港を訪問した時のことです。
考察団の本来の目的は
中国株が集中的に香港市場で上場されるようになったことと
2月11日に相続税を全廃した香港で
この次、何が起るかを実地に研究するためでしたが、
ついでに四大経済特区の一つである珠海と
そのすぐお隣の澳門の見学もかねることになったのです。
珠海にはハイハイQさんに
「気がつけば、あなたもガン」の執筆をして下さっている
関根進さんの食道癌を手術もせずに漢方薬だけで愈した
天仙液の発明者、王振国先生の病院を兼ねた研究所があります。
ついでで申し訳ありませんが、
人間いつ癌になるかわからないし、
身内にそういう人が出ることもないとは言えないので、
何かの役に立つだろうと考えて、
総勢40名で押しかけることにしたのです。
インドネシアやフィリピンから
入院して治療を受けている華僑たちもまじえて
患者さんたちが私たちを迎え入れて、
自分たちの治療の過程を説明してくれたので、
とても迫力のある勉強会になりました。


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