第2317回
見習生受け入れのための現地視察旅行に行きます
友人の面倒と農地の耕作のための人材受け入れは
一日延ばしに延ばされて、
もっとずっと先になりますが、
3Kの仕事は人材不足になると、
社会がうまく機能しなくなります。
そこでこれらの分野で事業をやっている企業は
政治家たちに働きかけて「見習生」という資格で
何とか外国から人を入れてもらう道をひらくようになりました。
海外に工場を持っている大企業は
本社で訓練するためといえば、
研修生を受け入れることができます。
従業員が僅かしかいない町工場でも、
共同組合が中心になって受け入れの申請をすれば、
企業の規模にもよりますが、
2人とか、3人とか、
あるいはそれ以上の見習生を
受け入れることができるようになりました。
朝の3時でも喜んで起きてくれる職人が
2人か3人おればとても助かります。
でもそういう人を
どこから受け入れることができるのかということになると、
どこの中小企業のオヤジさんでもはたと困ってしまいます。
それが、これまで述べてきたことからもおわかりのように、
意外にも私の足元で何とか道がひらける目途がついてきたのです。
銀川市に40何校もの職業学校があって、
料理の職人、自動車の修理工、機械の修理工、
さては看護婦さんからコンピューターの技術者に至るまで、
中学を卒業してから3年間みっちり専門教育を受けた若者を
供給してくれる道がついたのです。
昨日まで畑仕事をしていたのを
翌日からパン工場で働かせるのと違って、
予め訓練してもらった若者を受け入れるシステムが
可能になったのです。
そんなうまい話があるもんかと眉に唾をつける前に、
現地まで確かめに行く旅行団を出すことに決めました。
来る9月3日(日)から9月7日(木)までの
4泊5日のスケジュールで、
東京もしくは大阪から北京にとんで1泊、
翌4日に銀川へ行って2泊、6日に銀川から北京に戻って1泊、
翌日、それぞれの出発した飛行場に戻ります。
ご興味のある方はアジア交流センターにご連絡下さい。
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