第2006回
いくつになってもおしゃれは大切です

おしゃれをしたいと思っても、
寄る年波には勝てません。
年と共にまず体型が変わります。
20代から30代はそれほどではありませんが、
30代から40代に移る時は
かなり大きく変わります。
昔、着ていた服が着れなくなる人が大半です。
そのおかげで
ファッション・ビジネスに従事している人たちが
助かっている面もあります。

幸か不幸か、
私は30代の時とあまり体型も変わっていませんので、
30年前、40年前の服でもまだ着られます。
じゃ30年前の服を着て町を歩けるかというと、
古い映画にでも出演しているような
カッコになってしまいます。
流行は周期的にまた昔に戻ると言いますが、
スカートがロングになったり、ショートになったり、
またネクタイが幅広になったり、
せばまったりのくりかえしになると言っても、
センスが違ったり、色調や素材が違っているので、
全く同じことのくりかえしではありません。
滑稽を通りこして
頭がおかしくなったのではないか
ということになってしまいます。
結局、着る物は人間の物の考え方以上に
変わり続けるものだということです。

ならば流れる波に取り残される代わりに、
新しい波に乗る方法はないものだろうか。
体型の変わった分は修正は難しいでしょうが、
私のように若い人の着る物が
そのまま着れる年配者が
若い人たちに遅れをとらないようなカッコは
できないものだろうか。
そもそも若い人と中年以上の人が着る物の
どこに違いがあるのだろうか。

そう考えて
おしゃれの雑誌をくりかえしてひらいて見ると、
おじんと呼ばれる人たちでも
若い人に近いカッコをしています。
なかにはもっと派手な色彩の服を着ている人もいます。
スタイルによっては
かなり無理なカッコもありますが、
体型が同じならスーツのデザインが今風でも
年齢相応のスマートさを見せることは
不可能ではないようです。
よし、それならカッコだけでも
10才や20才くらいは若返えるカッコをして見よう。
そう考えて私は
のこのこデパートに出かけて行きました。


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