第1957回
「お金を容れる器」を大きくして下さい
お金持ちになりたい人は
先ずお金を大事にしなければなりません。
小銭だからと言ってバカにしてはいけないし、
大金だからこの際、義理を欠いても
手に入れたいと考えてもいけません。
一貫して同じ人生態度を持続することが
何より大切なのです。
お金を貯めるためなら節約をすればよいし、
お金をふやすためなら、
お金のふえることにお金を投じて
お金に働いてもらえば間に合います。
色々と目移りのすることが
たくさんあるように見えても、
すべてはお金に対する自分の態度できまります。
貯蓄をするだけなら、
郵便局か銀行にお金を持って行けばいいし、
それをふやすなら、
一歩間違えたら損をすることを覚悟の上で、
不動産を買うか、株を買うかのどちらかです。
自分が事業に一生を賭けるなら別ですが、
うまい話を持ちかけられて、
それで大金がころがりこんでくると
考えないことです。
不動産の買い方と株の買い方を
しっかり身につけて、
大きなしくじりをしないように心がければ、
個人の財産はそれなりにふえるものなのです。
いままでずいぶん
たくさんの人を観察してきましたが、
「金持ちになれる人」は
特別の才能や知識を持った人ではありません。
その代わり人からきいた話でも、
これだと納得したら
その瞬間からその考え方は
その人の血となり肉となって、
それをすぐに実行に移せる人です。
はじめから大器という人なんかいません。
でも少しずつ訓練しているうちに、
「お金を容れる器」がだんだん大きくなって、
いくらお金が入ってきても
すぐに溢れてこぼれるようなことが
なくなってしまいます。
どうか皆さんも
「お金を容れる器」が少しずつ大きくなるように
ご自分を訓練して下さい。
先にも申上げましたように
拙著「お金持ちになれる人」の抽籤に
当たった方10名さまには
著者のサイン入りの本をさしあげますので、
ふるってご応募下さい。
私はこれから1ヵ月ほど東京を留守にしますので、
サインをするのが遅れますが、
当選された方もどうぞしばしお待ち下さい。
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