第1949回
成都で中国料理をやりたい日本人は?

成都のハナマサは
イトーヨーカ堂の5階にあって、
すぐお隣りまで
昼も夜も買い物に来るお客で満員です。
そんなフード・センターのど眞ん中にあって、
お客が来ないということは、
経営がマンネリにおちいって、
デパートに来たお客が
食べたいと思っている物を
提供していないという何よりの証拠です。
場所が悪いのではなくて、
経営者が無能なのです。

そう考えて、
怠け癖のついた経営者と従業員では
いくら尻を引っぱたいても駄目だと観念して、
ことしの4月に店を閉じてしまいました。
店は閉じましたが、
スペースはそのまま残っているので、
全く新しい構想で
一からはじめるよりほかありません。
このまま人に貸してしまうこともできます。
しかし、人口1000万の、
五大都市の1つのそのまた中心地にあって
日本から進出している企業の成功例として
いつも話題になるイトーヨーカ堂
(地下1階から4階まで)の5階にある
いつもお客でムンムンしているフロアを
全く見知らぬ人に明け渡すのは
如何にも残念です。

いま私の構想は、
すぐお隣りは屋台がズラリと並び、
お客が5元から15元までの料理を
自分で運ぶシステムですから、
こちらは約200坪のスペースをフルに使って、
ちゃんとウェーターが
サービスをしてくれる高級店です。
店を代表する看板料理はいくつかありますが、
あとは四川の人たちが
ふだん親しんでいる
担々麺からギョウザに至るまで、
同じように5元から15元で出す中国料理の店です。
未来の金持ちを目指す人たちが
もう金持ちになった気分で夢を見にくる店、
私は「紅楼夢」という名にしようかと考えていますが、
私に使われるのでもいいし、
パートナーになってくれてもいいし、
あるいは、自分で挑戦するのでもいいし、
やる気充分の人はいませんか。
レストラン・ブームがはじまったばかりの中国で、
日本人のマネージャが
中国料理で中国人のやれないサービスをする
というのが条件です。
やる気充分の人は
アジア交流センターに申し込んで下さい


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