第1857回
自動車整備学校の先生ヤーイ

自動車百貨には
自動車修理が付き物です。
必要な部品を買って取り付けてもらっている間、
休憩してもらう場所も必要です。

成都の1号店にも
修理のスペースが10台分ほどあります。
修理のベテランを派遣して
中国人の助手を使って作業をしますが、
私はここを利用して永漢汽車修理学校を
スタートさせたいと思っています。
まだ中国では
外国人が学校を設立する制度が備わっておらず、
既存の学校の傘下に入らないと
技術を教えることもできないのです。

代わりに工場の作業場で
職人が徒弟を教える教習場は許可されております。
正式の学校ではありませんから、
一通り技術を身につけることはできても、
卒業証書はもらえません。
でも腕があればメシの食える世界ですから、
修学志願者はいくらでもおります。
しかし、貧しい農家の出身者が大部分ですから、
授業料がもらえないだけでなく、
恐らく衣食住の面倒も
見てあげないとならないと思います。
そのための費用を私が全部負担する積りで
この一文を書いているのです。

いま私が必要としているのは、
この自動車整備教習所で
先生をしてくれる自動車修理の技術者です。
授業料がとれないので
現役の自動車整備学校の先生を
迎えるだけの資金はありません。
そこでお願いですが、
日本の自動車整備学校の先生を
定年退職された方で、
中国に来て若い真面目な青年たちに
もう一度教鞭をとって下さる方はおりませんか。
日本並みの給料は払えませんが、
中国の普通の教員並みの待遇と宿舎は用意できます。
向学心のある若者たちから
先生、先生と慕われる晩年を送るのもいいねと
賛成いただける方がありましたら、
アジア交流センターにぜひご一報下さい
自動車整備学校の関係者の方にお願いしたところ、
お二人の方から自分が行ってもよいよ
という嬉しい返事がありました。
授業中の通訳については
私の方で然るべき人を用意しますから、
ご心配は要りません。
学ぶことについて中国の若者は
素質はよいと思います。


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