第1817回
北京と上海で現地ゼミをやります

私は毎日、
いままでにきいたことのないことをきき、
いままでに見たことのないことを見るように
心がけています。
自分の知らなかったことを
きいたり、見たりすると、
自分がそれを自分なりに理解しないと
気がすみませんから、
頭の休まるヒマがありません。
私が固定観念にとらわれず、
人より少し早く新しい変化に気づくとすれば、
それは私がそうした生き方を
しているからだと考えています。

それにしても
この頃の新聞雑誌に載っている
中国のニュースの出鱈目加減には愛想がつきます。
現地からの新聞記者の報道でも
自分が実地に見ていないことを引き写しに
パソコンに打ち込んでいるのが多いし、
その際に自分の先入観で
勝手に解釈して文章にするので、
ほとんど眞相を伝えていないと思います。

まあ、ジャーナリズムの報道なんて
そんなものだと思えば、
それでもいいのですが、
「百聞は一見に如かず」と言いますから、
やはり自分の目で(ブラウン管を通じてでなく)
見る必要があります。
とりわけ大事なお金を投じたり、
仕事をやろうという人は
間違った判断をすると
大へんなことになってしまうので、
私は2ヶ月に1回、投資考察団を組織して、
大陸のあちらこちらを順ぐりに
見てまわっております。
また上場会社の中でも
注目に値する花形企業を訪問して
工場見学をしたり、
トップの人たちから
現場の説明を受けたりしています。
こうした旅行は参加したメンバーだけでなく、
私にとってもとても役に立っています。

しかし、考察団は
お金に余裕のある人が参加する
贅沢な旅行ですから、
サラリーマンや若い人たちには
少し縁が遠すぎます。
何かいい方法はないかと何回も考えて
やっと最近いい方法を思いつきました。
北京と上海で現地ゼミをひらき、
自分たちで安い航空券を調達して
参加してもらう方法です。
とりあえず4月から5月の連休にかけて
1週間の期限でテストしてみたいと思いますので、
ご希望の方はぜひ参加して見てください。


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