第1732回
「初めての中国株」をごらんになって下さい

「邱永漢の初めての中国株」という本が
廣済堂出版から発売されました。
定価1260円税込みで、
いま頃は本屋さんの店頭に並んでいると思います。

私は株の本を出すのはあまり得意でもありませんし、
積極的に書こうという気もあまりないのですが、
出版屋さんが見逃してはくれないのです。
来年になると、マンガの中国株の本が
もう１冊、出ることになっています。

今度は「初めての・・・」
というタイトルからもおわかりのように、
初めて中国株に関心を持つようになった人でも
中国株の仕組から全体像が
簡単に理解できるように
やさしく解説された本です。
私が編集したことになっていますが、
「成長を買う、中国株は長期投資が原則である」
という冒頭の文章は私が口述したもので、
あとの具体的な説明にも一通り目を通しています。
したがってこれから来年にかけて
中国株を買う人にとって
かなり正確な情報が満載されております。

来年の２月以降４月までの間に
大半の中国株の業績が発表されますが、
その凡その予想は９月の第３、４半期の実績から
あまりかけ離れたことにはならない筈です。
それでもいよいよ最終決算が発表されて
信じられないくらいよい数字が明らかになるまでは
疑心暗鬼も手伝って
かなり下積みにおかれる銘柄が
一つや二つではありません。
だからいまは自分の持株にはたきをかけて
もう一度見なおしをするいい時期だと言ってよいでしょう。

恒例よって読者の皆さんに抽選で
著者の署名入りの本を10冊贈呈致します。
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いつの間にかこのホーム・ページは
中国株に関心をお持ちの方が必ず読んでくださる
専門コーナーになってしまいましたが、
私たちにできることはもっと内容を充実させ、
満全を期した情報をお届けすることです。
近く発売される
中国企業情報の2005年上半期分も、
私が編集したものではありませんが、
大へん役に立つものですから
ぜひ座右において参考にして下さい。