第1704回
「北京を勉強する会」に参加して下さい
北京の大使館街にある
亮馬河畔の三全公寓は、
設備の完備した外人向けの高級マンションです。
ベッド・ルームが2つあるスウィートが
320室ほどあります。
満室になったとしても、
テナントが人事異動で平均2年住んで帰国すると、
毎月20室前後はテナントが入れかわります。
壁紙を貼りかえたり、なかをきれいにして
新しいテナントに入れかわってもらうとしても、
いつも20室や30室は空いている勘定になります。
開業以来、ずっとそれをくりかえしてきましたが、
最近、私が提案をして、
「北京を勉強する会」の会員に
利用してもらうことになりました。
中国大陸の旅行に行く日本人は
年と共にふえていますが、
大半はツアーに参加する人たちで、
1ヵ所に2日も宿泊していたらいい方でしょう。
ツアーに参加して、
仮りに北京に2日か、3日泊ったとしても、
北京を本当に理解したことになりません。
何回同じことをくりかえしても結果は同じです。
1番いい方法は1つところにしばらく滞在して、
それこそバスや地下鉄の乗り方も習い覚えて、
市場で買い物をしたり、
土地の人が食べに行くよく流行っている店で
土地の食べ物に親しむチャンスをつくることです。
そういうことを北京でやれる方法として
三全公寓をうまく利用する方法はないかと考えました。
前に「北京短期留学」というコースを思いつき、
かなりの人数の人たちを北京に案内して、
中国語の勉強をしてもらいましたが、
その時は北京の「永漢日語」の
教室の近くにある安宿に泊ってもらいました。
その時は油虫が出るとか、
夜中にネズミの走る音がする
とかいう苦情もありましたが、
5つ星のホテルに負けない設備を整えた
三全公寓に短期間滞在して、
中国語の勉強をしたり、観光に行ったり、
夜の社会勉強に行ったりするのなら、
心から満足してもらえるのではないかと思ったのです。
「北京を勉強する会」ではもちろん、
現地で北京語の個人教授も受けることもできます。
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