第1656回
「君ならどうする?」が出版されました

「もしもしQさんQさんよ」の第15冊目の単行本
「君ならどうする?」ができてきました。
サブタイトルに
「中国に行きますか、日本に残りますか」
とついているように、
次の時代を背負う若者たちは
どこに職場を求めるかを迫られています。
海外が大きな選択候補として
目の前にちらつくようになっているのです。
大学を出てから、もしくは在学中から
海外にとび出す人も日増しにふえています。
既存の体制の中で
おとなしくエスカレータに乗る人生に
あき足りない人がふえているのです。

学生だけではありません。
既に社会に出て一流企業に就職している人でさえ、
安定した収入と
サラリーマンとしての出世コースを捨てて
中国の大学に中国語の勉強に行く人がふえています。
北京だけでも1年に
1500人の語学留学生がいるそうですが、
これらの若者たちは卒業しても、
日本へ帰る積りのない人が大半です。
次の年になると、そういう留学生は更にふえます。
すると、どういうことが起るか、
凡その想像がつくと思います。

北京でさえそうですから、
上海はもっとずっと多いと考えていいでしょう。
西安で日本の留学生が
学芸会で誤解を招くような問題を起したのは
まだ記憶に新しいところですが、
西安にまで日本留学生がそんなにたくさんいるのかと
びっくりする人が多いのではないでしょうか。
これは若者の就職戦線に異状が起る前兆だ
という何よりの証拠です。

もちろん、
中国に限定して物を考える必要はありません。
しかし、なぜ若者たちの多くが
そちらを向くのか知りたかったら、
この本をお読みになって下さい。
やがてあなたの身辺にも同じことが起りますから、
他人事とのんきなことを考えてはおられなくなります。
恒例によって抽選により10名の方に
著者のサイン入りの本を贈呈しますので、
ご希望の方は急いでお申し込みになって下さい。
なお籤にあたらなかった方は
ご面倒でも本屋さんに一走りして下さい。
出版元は廣済堂、定価は1400円プラス税金です。


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