第1482回
シアトルの弁護士さん求めています

私は怖がらずに
次から次へと新しいビジネスをはじめるので、
家の者からも
「もういい加減にしたらどうですか」
と小言を言われています。
確率として半分も残らないことは
わかっているのですが、
それでも懲りずに挑戦しています。

私が失敗するのは
ビジネスに見込みがないよりも、
人を信用しすぎたことから起ります。
お金のごまかしや持ち逃げが一番多いのです。
そういう人はお金をごまかすだけでなく、
逆に私を訴えたりします。
本当は私の方が怒って訴えるべきなのに、
私がヘラヘラ笑って相手にしないのは、
「私から少々お金をとったからとて、
 そいつが大金持ちになることはない筈だ。
 邱永漢と一緒に仕事した時代が
 奴の黄金時代だったと悟る時が必ず来る」
と思って大目に見ているからです。

最近もそういうことがいくつか起っています。
アメリカで投資したいから助けてくれと言われて、
私が3回にわけて出資をしてあげた人がいます。
シアトルの不動産への投資ですが、
サインした書類も残っています。
ところが、出資をして
現場でどんな仕事をやっているかも見に行きましたが、
会社の決算書を1回も送って来ないばかりでなく、
最近、私のところへ会社は清算したと
一方的に口頭で言ってきました。
出資をしたのは1989年ですから
もう15年前のことです。

私はこの通り多忙で、
シアトルに行っているヒマがないので
放置しておいたのですが、
シアトル在住の弁護士の人で
誰か私の代わりに裁判を起してくれる人は
いないものでしょうか。
日本との間を
(あるいは、台北、北京、上海、香港でもかまいません)
行ったり来たりする方だったら、
もっと都合がいいのですが、
たまには首の根っこを
おさえてやりたい衝動に駆られております。
私から100万ドル以上、
お金をごまかしておきながら、
最近別件で私を台湾で訴えているのです。
私の代わりに恨みを晴らしてくれる
シアトルの弁護士さんを求めています。
オレが・・・という人がありましたら、
ハイQにご連絡下さい。


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