第1280回
北京でQ's CAFEをやりたい人は?

たまたま雲南省に行って
コーヒー園をつくることを思いついたのが機縁で、
とうとう皆さんを連れて9月22日から
北京、成都、昆明、保山、上海の視察旅行に出かけます。
コーヒーの栽培をしている現地は昆明で、
飛行機を乗り換えて40分かけて
保山というところまでとび、
そこから更にジープで2時間あまりかかるところにあります。
既にこの仕事をやりたいと思う人たちが
昆明に5人行っています。

コーヒーは新しく植えてから実がなるまで3年、
事業として世間から認められるようになるには
恐らく10年はかかるでしょう。
それでもやるんだと張りきっている人は
夢を追って生きる人たちです。
もし途中で断念することがなければ、
世界のコーヒーの最大の供給地は
雲南省とベトナムになると私は見ています。
そういう私も年甲斐もなく
夢から醒めずに生きている人間の
1人だということになります。

この間も中国のコーヒー・ブームのことが
NHKのテレビに取り上げられていましたが、
コーヒー豆の栽培からはじまって、
コーヒーハウスや家庭のコーヒーまで
長い長い道程があります。
中国でもコーヒー・ブームになれば、
スターバックスやマナベ・コーヒーとは別に、
中国人向けのコーヒー・チェーンが
できて行くことが考えられます。
いま1杯20元のコーヒーが
やがて5元になることを目指して
私たちは色んなプランを試みる積りです。

そのスタートとして、
近く青島のジャスコのスーパーの中で
5元コーヒーが登場しますが、
北京では亮馬河の三全公寓のクラブハウスで、
Q's CAFEをオープンします。
コーヒーハウスがイタリア料理屋を兼ねることもできますし、
イタリア料理屋がコーヒーハウスを運営することも考えられます。
北京はいいパンもケーキもありませんから、
そうした腕を持った人の活躍舞台にもなります。
コーヒーハウスの経営に興味のある人も
どうぞアジア交流センターにコンタクトをとって下さい。


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2003年9月11日(木)

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