第1243回
遂にコーヒーの焙煎機まで買いました
中国でコーヒー・ハウスのチェーン店を
展開しようじゃないかというプランもあります。
日本人にそれができるのか、
それとも若い、気のきいた中国人がやるようになるのか、
私にはわかりません。
多分、どこの国の人ということではなくて、
そういう仕事に熱心な人の
新しいビジネスになるのでしょう。
もし人民元20万元(1元は15円)の元手で
コーヒー・ハウスが1軒開業できれば、
いまの中国でもやりたい人はたくさんいます。
設備から内装から運転資金まで含めて厳密な計算をして
努力次第でちゃんと黒字を出せるようになったら
何百店はすぐでしょう。
フランチャイジーを募集しなくとも、
自分たちの周囲の人たちだけでもできてしまいます。
コーヒーハウスには色んな付帯事業があります。
パン屋もあれば、ケーキ屋もあります。
中国人はフランス料理にはなかなか馴染みませんが、
ピザやパイやスパゲティならすぐに行列ができてしまいます。
香港で私の知っているケーキ屋さんは
7人の仲間が1人10万ドル(1香港ドル16円)出し合わせて
小さな店からはじめたところ、
15年で上場会社のスケールまで成長しました。
パン屋か、スパゲティ屋かとバカにしてはいけません。
山崎パンだって、日本ハムだって、
私たちの見ている前で大きな会社になったのです。
雲南のコーヒー園なんて
いまの時点では夢のまた夢です。
でも私は頭の中でカッカしてくると、
コーヒーの焙煎まで買ってきてあれこれ実験しています。
実際には考えたことの10分の1も実行できないし、
実行したなかで成功したのは
またその10分の1にすぎないと思います。
それでも思い立ったら
もう心は雲南にとんで行ってしまっているのです。
コーヒー園のおつきあいをしていただくのは二の次として、
もしかしていまは中国株に
注目する時期に来ているのかも知れません。
上海で中国株の講演会をやりますので、
株に興味のある方はご参加下さい。
お申し込みはアジア交流センター
(TEL:03-3400-9393)へ。
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