第1116回
中国語留学は夏休みを利用して

日本人は外国語は苦手という人が多いようです。
英語もなかなか上達しないけれど、
中国で働いている日本人の間でも「中国語は難しいですね」
という声をよくききます。

抑揚によって意味が全然違ってしまう中国語の四声は
日本語にないものですから、
オトナになってから覚えようとすると、
戸惑ってしまいます。
でもあれだけの人口がちゃんと日常使いこなしていますから、
難しいというよりは馴れの問題でしょう。

その代わり日本人は漢字を知っています。
漢字の発音は日本人と中国人では違うし、
意味が違っていることもあります。
でも違うのは十に一つくらいですから、
ほとんどが字を見ただけで意味がわかってしまいます。
アメリカやヨーロッパの人が中国語を覚えるのに比べたら、
ずいぶん楽だと思いませんか。
また日本人がタイ語やアラビア語の勉強をするのに比べれば、
見ただけで何を意味しているかわかってしまいますから、
これまた楽だと思いませんか。
難しいと思ってかかるから難しいのであって、
本当は同じ文明圏内の言葉なのです。

ですから馴れればよいわけで、
一番いい方法はまだ耳や舌が
一定の動きしかしないようになる以前に、
つまりなるべく若いうちに覚えるにこしたことはありません。
サラリーマンになってからよりは、
まだ学生の頃に、できれば小学生か中学生の頃に、
夏休みなどを利用して北京に1ヶ月ホーム・ステイをやるなり、
そういう勉強を教えてくれる施設を利用して
中国語をみっちり頭の中に叩き込むことです。

そういうことを北京にいた時にふと思いついたので、
私が北京に建てた外人向き超一流マンションと
そのクラブを使うように指示しました。
学生の勉強にはあまりにデラックスすぎますが、
物見遊山を兼ねた留学と思えば許せないことでもないでしょう。
詳細は中国留学のコラムをごらんになって下さい。
いつでも行けますが、夏休みには打ってつけです。


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2003年3月31日(月)

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