第958回
「メシの食える自信ありますか」を読んで下さい

「もしもしQさんQさんよ」の8冊目が
「メシの食える自信ありますか」と題して
徳間書店から単行本として出版されました。
私はいまパリにきていますが、
多分、本屋さんの平台に並んでいる頃でしょう。

8冊目の「メシの食える自信ありますか」は
「ほぼ日刊イトイ新聞」に雨宿りしていた
2年半にわたる連載の最後の一冊です。
相変らずアジア中をとびまわっていて、
グローバル化の進むなかで、
世界中の有力企業が中国に投資を集中させているのを
つぶさに見てまわっているので、
いままでのやり方を続けていたら、
いまにメシの食いあげになるぞと危機感を深くしています。

私は皆さんに比べると、早くからそうした認識をもって
変化に対応してきたので、仕事の基地や物の考え方も
かなり時代の動きに適応してきた積りですが、
うまく追いついていないところも結構あります。
かなり心が焦っても、身体がそれについて行けずに、
昨日の続きの今日を送っている人にとっては、
いままでメシのタネになっていた仕事が
メシのタネを生まなくなってしまいますから、
ついつい「メシの食える自信ありますか」
とききたくなってしまいます。
本当にうかうかしていると、
食いっぱぐれる心配があるようになりました。
なぜそうなったのか、ならばどういうやり方が考えられるのか、
というのがずっと私についてまわっています。

私と同じように、そういう心配を持っている人は
この本を読んで下さい。
この本についても徳間書店が10冊寄付してくれましたので、
籤に当った10人の方にサイン入りの本を差しあげます。

なおイトイ新聞で書いた8冊の全タイトルと
出版元を書き出しましたので、お読みになりたい方は、
書店に注文するなり、出版元に問い合わせて下さい。
毎日、ホーム・ページで見るのと、
単行本で読むのとでは、印象も感想も違います。
本の方が何となく教養が身につく感じですね。


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2002年10月24日(木)

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