第678回
自分を売り込む就職法もあります

職を探す時に、待遇のことを優先的に考えないですむ人は
恵まれた人です。
むしろそうしたスタートを切った方が将来、
道がひらける可能性があります。

自分に向いた仕事は何かを先ず考えます。
しかし、世の中はそう自分に都合がいいようには
できていませんから、実際に見つかった仕事が
自分にできるだろうかというところからはじめます。
自分にできる仕事からはじまって、
やっているうちにその仕事がだんだん面白くなって、
とうとう一生の仕事になってしまった人は
めぐまれた人と言ってよいでしょう。

どうしても性に合わないとか、
折角、一生懸命やる気になっているのに、
就職先が倒産したり、
自分がリストラの対象になってしまった人はやむを得ず、
新しい仕事を探します。
人にやとってもらうのですから、
サラリーはいくらくれるのですかと
勝手なことは言っておられません。
しかし、どうせ向こうに決めてもらうものなら、
自分の好きな仕事で、
しかも将来性のある職場を選ぶに限ります。

そういう職場をどうやって探すのですか、
自分でとびこんで行くのですか、ときかれます。
まさかと思うかも知れませんが、
自分の方から積極的に売り込んで、会社に採用されたり、
社長に認められて、出世の道のひらけた人は
意外に多いのです。
会社の求人広告を見て応募するのが一番普通のケースですが、
どこの会社も人材不足に悩んでいます。
自分にそれだけの値打ちがあると自信のもてる人は
自分がやりたい仕事について、社長に手紙を書いたり、
教えを乞う形で近づくことはできます。
目上の人は少々くらい図々しくしても
積極的な人生をひらく人には寛大なものです。

だからと言ってガムシャラに自分を売り込んだらいい
ということでもありません。
誠意とかやる気も大切ですが、よく勉強していること、
機敏に対応できるように
ふだんから自分を訓練することも必要です。
特に行動力は人に認められる重要なポイントです。


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2002年1月17日(木)

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