第371回
その気になればいい仕事が見つかります

「もしもしQさんQさんよ」も
第3冊目の単行本を出す分量に達してしまいました。
今回は前二回に比べると、少し薄手になっているのですが、
これは出版元PHP研究所の要請によるものです。
本づくりにはその方が都合がいいと言うのです。

前二回ずっと読者の反応を見ながら書いているうちに、
だんだんインターネットがどういうものか、
私なりにわかってきました。
私が一方的に自分の主張を押し通しても駄目だし、
読んで下さっている皆様の気持ちに
うまく合わせようとしても駄目なんですね。
インターネットのことですから、
あちこち話題がとぶのは自由自在としても、
やはり最大公約数としてのテーマは必要だし、
共通の話題があることも必要だし、
実際に役に立つ情報であることも必要です。

今回の最大のテーマは職業です。
失業中でない限り、人は誰でも職に就いています。
毎日、働いて収入を得、それで生活しています。
しかし、他人から見たら
羨ましいような職業に就いている人でも、
自分の職業に満足している人は滅多にありません。
秘書の募集をしたり、
新しい職業の可能性に言及しただけで、
わっと反応があります。
日本国中が潜在的な失業者に溢れていることが
これでわかりました。
失業率4%などと発表されていますが、
理想的な職業を見つけたいと渇望している人々も含めると、
国全体が失業の日本なんです。

この問題の解決は国の仕事ではありません。
国が解決できる仕事ではないからです。
やはり自分で行動して
自分で道をひらいて行くよりほかありません。
履歴書や身上書の書き方1つ知らない人が多いのですから、
先ずそこから出発しなければならないと思います。
明日も続けてこの続きを書きます。
アクセスが日に日にふえているので、
途中下車はできそうにありませんが、
私の身体がはたしていつまで持つか。
長距離のマラソンをやっているようなものですね。
ではまた明日。


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2001年3月16日(金)

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