第184回
グローバル化はB株H株投資から

何回も続けて中国の経済と株について説明しましたが、
皆さんにとっては
縁遠い外国の話と思った人がいるかも知れませんね。
でもそう考えてはいけない時代になったのです。
現に私が書いている
このホームページに対するＥメールは
アメリカからでも、中国からでも届いています。
私だってこの文章を北京で書いていることもあれば、
上海で書いていることもあり、
現にいまは香港の「港の見える」私の家で書いています。

グローバル化は先ず
航空機が地ならしをしてくれましたが、
電話とインターネットが
その距離を瞬間的に届くところまで変えてしまいました。
私の傘下のマネージャーの１人はいま北京にいて
「必ず販売代金の回収のできるセールス・ネットワーク」
の組織づくりに奔走していますが、
（日本の企業でも中国で製品を売ると
代金の回収ができなくて困りはてているのです）
いままでマネージャーをしていた
台湾のゴルフ場のマネージャーを兼任しています。
北京からリモート・コントロールで
ゴルフ場の采配をふるっているのです。
そんなことは何年か前には考えられなかったことです。

それに比べれば、東京や大阪にいて
中国の株を売買することくらい何でもありません。
自分にそういうことを考える熱意があるか、
またさしあたり使うあてのない
小金を持っているかどうかが問題になるだけです。
中国のＢ株は一番高い株で１ドルですから、
1000株買うとして1000ドルあれば買えるんです。
でも1000ドルの手数料は
１％として10ドルだけですから、
電話代にもならないと言って証券会社がいやがります。

その10倍くらい買う積りなら、
証券会社が受けつけてくれるでしょう。
どこの証券会社でも扱ってくれる筈ですが、
大きな証券会社ほど面倒臭がって受けつけてくれません。
中国株、香港株なら
東洋証券とか平岡証券に相談してみたらいかがですか。
但し、最終的判断はあくまでもご自分でね。