中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1258回
中国水務(中半)

中国水務とのミーティングから(上)

*水資源の資産から

中国水務は水資源の資産も自社で保有している。
また、同社株に対しては株主は主席が一番多くの株を保有しており、
ほかはアトランティス、JPモルガンなどとなっている。

*水業界のビジネスモデルから

水業界のビジネスモデルは以下の3つがある
・水資源に直接かかわる業界
・飲み水、水道水
・汚水処理

*水に関しての権限

水に関しては現在政府が全て権限を握っている。
2002年までは地方政府が管轄していた。
それ以降は海外からの投資も受け入れている

*中国水務の特徴から

安定的なキャッシユフロー。
水道の独占契約(契約期間30年、50年となっている)。
地方政府を通さず全て水道料金は会社に支払われる。

また、契約期限が来ても
同社が事業を引き継ぐことになっていくであろう。
(一度契約したら、
永久的に事業の権益を確保できると同社は見ている。)

*上水道と下水道の違い

上水道は一度契約すると参入できない。
(永久的に事業の権益を確保できる)

下水道は参入しやすい事業である。

地方政府からのシェアー拡大から、今後中国水務は、
「われわれの拡大できる余地が大きい」と見ている。

*事業展開から

今保有しているのは成長していっている場所での展開。
成長途上にある都市への進出となっている。

同社は大都市では独占経営権が得られないので
投資対象から除いている。
同社は独占経営権に対しては、
全て50%以上の権益を持っているところで事業を展開している。

上場企業で水道をメインにやっている企業は同社だけ。

*事業投資への利益、ほか

・小さな都市では水道料金の値上げがしやすい
・伸びていく潜在余地が大きい
・地方の都市投資額が小さくてすむ



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2010年8月13日(金)

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