中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1256回
銘源医療(後半)

・銘源医療発展とのミーティングから(下)

問い:2009年収益が大きく下げていたが。

答え:収益では2009年は
   310万のプロテインチップを販売していましたが、
   利益が半減していた。(純利益が48.9%減)
   2008年には金融危機で市場は大きく下げていた。
   また、2008年に2件を買収したのだが、
   金融危機で逆に2つの業務を安く買収できた。
   ただし、1億元ののれん代を支払ったため収益が減少した。
   現金3億元の手持ちが現在あリ、潤沢である。

問い:2010年の収益に関してはどうか

答え:売り上げ5〜10%程度の伸びにとどまる。
   代理省現在14だが、年内30に引き上げていくのに力を入れる。
   今年はのれん償却代がないため、
   2010年の利益は2億元を超える。
   販売では330万セットのプロテインチップを売っていく。

問い:2011年の収益に関してはどうか

答え:2011年は全国の保険の対象になるために
   売り上げ、収益が大きく伸びる。
   プロテインチップでも400万セット販売できると見ている。
   チップの数
   2009年 310万販売
   2010年 330万販売予定
   2011年 400万超えていく

問い:工場に関しては

答え:現在、国内に工場3箇所ある
   現在プロテインチップの年産量は400万セットとなっている。
   2年後には950万セットのプロテインチップ製造可能となる。

問い:2010年1月
   中国薬品生物製品検定所と技術提携したがその効果は?

答え:新しい製品販売が可能で販売されるのが3年後だ。
   業績に反映されるのは3年後だ。
   特許は世界中でとってある。

問い:従業員の待遇に対して

答え:従業員確保に対しては、
   給料は業界平均から10%ほど高くしており、
   不満は少ないだろう。
   工場の自動化にも力を入れており、
   収益の向上にも力を入れている。


銘源医療発展の2010年の収益に関しては
売り上げ5〜10%程度の伸びにとどまるものの、
2010年の利益は2億元を超えると言っています。
収益が伸びるのは2011年からで、
今後多くの省で認可される予定だということで、
株価が上昇していくのも2011年以降となるでしょう。

2010年の株価は低迷していく可能性があり、
しばらくは安いでしょう。
ですが、2010年の利益は2億元を超えると
今回のミーティングで回答を得ていますので
2010年本決算が始まるころには
同社株価も上昇していく可能性もあります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2010年8月6日(金)

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