第1254回
銘源医療(前半)
銘源医療(コード:00233) には
「小泉鉄造といく香港、深セン、中国企業ツアー」で伺っており、
銘源医療とのミーティングは
5月18日の9:00に伺ってミーティングをしています。
*企業概要
がん診断の検査キットメーカー。
がん腫瘍を診断するキットを開発・製造する。
たんぱくチップを利用する主力商品「C12」は
腫瘍の有無の診断に用いられる「腫瘍マーカー」のうち
最大12種を検知することが可能。
中国人寿保険(コード:02628)や太平人寿保険、
平安人寿保険などが主要顧客で病院にも納入している。
子宮頸がんの感染リスクを評価するための
HPV(ヒトパピローマウイルス)DNAの診断キットも販売しており、
このほか上海市の産婦人科病院
「上海市虹口区婦幼保健院」の経営も手がけている。
2010年1月
・中国薬品生物製品検定所と技術提携
銘源医療発展は全額出資子会社の上海銘源数康生物芯片有限公司が
中国薬品生物製品検定所(中検所)から技術移転を受けることで
契約したと発表。
銘源医療は中検所から知的財産権と生産技術を譲り受け、
ナノテクノロジーを採用した
新型の非特異性免疫調節治療薬「NCPP」を開発、生産する。
「NCPP」は既存の薬に比べて副作用が少なく、
新型インフルエンザ(H1N1)、結核、
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)、ガンなどの治療に
より安全、有効とされる。
譲渡契約基づき、銘源医療は「NCPP」の薬品登録、生産、
商業的応用などを行っている。
一方、中検所は「NCPP」の開発、生産に関する技術指導を継続し、
ほかの疾病への臨床使用についても銘源医療サイドと提携。
銘源医療発展の2009年12月本決算から
(単位は香港ドル)
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2009年12月 |
前年比 |
売上高 |
3億9400万 |
20.9%増 |
純利益 |
7700万 |
48.9%減 |
EPS |
0.0249 |
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期末配当 |
0.01 |
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銘源医療発展の2009年12月本決算では売上高が前年比で
20.9%増ながら純利益が48.9%減と増収減益となっていました。
また、今期は期末配当として0.01香港ドル出します。
権利落ち日5月26日で権利付最終約定日は5月23日となっていました。
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