第1203回
お金に働いて貰う
年間100万円を使っていくとしても
配当金だけで間に合わせることができます。
また、手元に株がある限りは、
投資したが企業成長して配当を増やしていけば
さらに使えるお金が増えていきます。
配当ではなく、膨らんだお金で使っていくにしても
2853万円あれば
税金を引いても2600万円程度は残ります。
年間100万円を使ったとしても26年間持ちます。
さらに年間使う分100万円分だけ株を売却して
残りを株で持っていれば、
その企業が成長していけば株価の値上がりとともに
配当でもまた膨らんで、さらに利益が増していきます。
2853万円のうち税金も考慮して153万円分を売却したなら
手元に2700万円分の株が残ります。
その2700万円分の株が1年後に10%値上がりしていれば
2970万円になります。
前年の金額の2853万円より増えています。
このような循環まで持ってこれたなら、
その投資家は毎年使っていく100万円を手に入れたことのなります。
また、年間100万円だけ使えるというのではなく、
もっと多く使えるお金を手に入れたことと同じです。
年間200万円〜300万円使っていけるかもしれません。
また年齢によっては使い切れなくて
ただ金額が膨らんでいくのを見ているだけになるかもしれません。
ですから、貯めていくだけではなく
いかに使っていくかも大事なのです。
では、実際にこのような投資ができるかどうかというのは、
投資家自身の技量ですので、個人差があります。
ここでは積極的に運用していくことで、
今後消費税が上がったときに
消費税を支払いながらも増やしていける可能性もある投資として
書いてみました。
ここで気をつけることは絶対損をしたくない、
という人はこのようなことを考えずに
たとえお金が増えなくとも
銀行に預金していくほうを選んだほうが懸命だということです。
また1000万円手元に資金があったとしても
分散投資でその中の一部の資金を
投資していくという方法もあります。
自分が海外に働きに出かけないのであれば、
自分のお金に海外に働きに出ていってもらうという方法もあります。
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