第1187回
有利
株価が大きく下がって
一般の投資家が恐れをなして購入しない時期に、
積極的に買っていく。
市場で中国株人気がバブル的に熱狂してきたなら
買うより売ることを考えていく。
当たり前のことですが、多くの投資家は逆の投資を行います。
ですから、当たり前の考え方で投資すれば
利益を出す投資ができるのですが。
投資の仕方でも企業の株価に問いかけて、
今安いかどうか聞いてみるのもいいでしょう。
そうすると安いかどうかその企業の業績と株価が答えてくれます。
あとはそれに自分の考えを加えて
投資してもいいかどうかを決めていくという投資方法もあります。
投資では
自分の考えに企業の株価を合わせようとする場合もあります。
いくらまで下げたら買う、この株価まで絶対下がってくるはずだ、
などは自分の思い込みだけに合わせようとしているかも知れません。
特に現在の株価の半値まで下げたら購入しようなどと考えていたら
一生買えないでしょう。
下げる株価を考えるにしても
常識範囲内で決めていくことが大事です。
私の友達で中国株と日本株両方に投資している人がいます。
利益でいえば中国株で利益がでていますが、
日本株ではマイナスとなっています。
投資した日本企業の内容を聞いてみると、
赤字企業ではないがこれから収益が大きく伸びていくというよりも
好材料がでてきそうな企業への投資でした。
投資では一進一退で
長く持つほど買い値より下げているという銘柄が多くなっています。
せめて買い値まで戻って売却して
損をしたくないという気持ちが強いと
損切りがなかなかできないという悪循環に陥っているようですが。
中国企業では
収益が確実に伸びていくのがわかっている企業が多くあります。
例えば、中国のインフラ建設大手である
中国鉄建(コード:01186)と
中国中鉄(コード:00390)などは
中国政府によるインフラ建設投資の拡大を受け、
収益は毎年伸びていくことが考えられます。
日本企業で確実に伸びていく可能性がある企業が
ほとんどわからないために、
投資企業でも利益を出す投資が
なかなか出来づらいのではないでしょうか。
利益を出す投資をするには
日本株より中国株投資にほうが有利ではないでしょうか。
私自身はどうしても日本株には手が出せません。
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