中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1173
テレビの番組から

最近テレビの番組で
「中国から豪華客船で日本上陸!仰天“買い物ツアー”」
というような番組をやっていました。

番組では豪華客船で1400人が上海から九州にやってきており、
大型バスで32台に分乗して
買い物と観光めぐりというコースで福岡、長崎等を巡っていました。
豪華客船での料金は1人8万〜24万円で、
中国人の買い物の特徴としては
「最初から買いたいものを決めている」
「欲しいものは全部買う」というもので、
テレビで紹介されていた人では「化粧品42万円まとめ買い」、
またこの旅行で150万円使ったという人が紹介されていました。

むかえる日本の店も中国語を話せる店員もおり
集客を確保しています。

また、他に紹介された女性の社長のケースでは、
社員旅行で社員を連れてきた人がいましたが、
社長の客船でのスイートルーム料金は52万円でした。
飛行機ではなく豪華客船にしたのは、
飛行機では買ったものを全部積むことができないので、
船ならば積めるとして今回豪華客船で来たとのこと、
当然買い物はスイートルームに溢れていました。
日本は今年中国からクルーズ船を24回受け入れており、
クルーズ船での集客数では3万人受け入れています。
ですが、中国から海外への旅行者は年間4000万人となっており
まだ少ない人数となっています。
(主な旅行先は香港、マカオ、日本、韓国、ベトナム、台湾、
ロシア、タイ、アメリカ、マレーシア等)

豪華客船で日本にやってくるのですからお金持ちです。
ですから、一般とは違いますが、
これから所得が増えていくに従い富裕層は膨らんでいきます。

一方、日本を見てみると、
日本でこのような景気のいい話は聞きません。
それより恐ろしい指標がでてきています。

2009年夏のボーナス全体平均支給額は53.6万円で、
昨年の平均支給額58.3万円と比べるとマイナス8.1%で
金額では4.8万円のマイナスとなっています。
2008年の調査でも微妙に減少はしていたが、
その額はわずかに4,000円程度でした。
年代別に見て特に減少率が高いのが50代、
60歳以上で支給額にして10万円以上のマイナスとなっていました。

また、民間企業
(事業所規模5人以上、パート労働者を含む)の場合はもっと少なく、
一人当たりボーナス支給額は、
前年同期比6.5%減の37.9万円でした。
これは過去最悪だった2002年夏(前年比7.1%減)以来の
大幅な落ち込みとなっていました。
(次回に続く)



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ

2009年10月16日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ