第1160回
利益が出せる投資
世界の株式市場は
「サブプライムローン問題」で大きく下げましたが、
2009年後半に入って回復してきました。
中国、香港市場の株式市場も
2008年10月31日の最安値から上げてきており、
世界の株式市場の中でいち早く回復してきています。
2009年8月21日のH株指数は11464.73ポイントでした。
2008年10月31日の4792.370ポイントから
6854ポイント上げていました。
倍率では2.39倍となります。
2009年8月21日の上海B株指数は198.107ポイントでした。
2008年10月31日の86.444ポイントからは112ポイント上がっており、
倍率では2.30倍上げています。
単純に考えれば2008年10月31日以降、
中国、香港市場の企業に投資していたら
利益を出しやすい投資ができたでしょう。
ですが、これは2009年8月21日までを見た数字です。
これは過去のことでした。
投資家として
利益を出す投資がこれからできるかどうかが
投資家にとって一番知りたいところです。
長期投資であれば少しずつ株を購入していき株数を増やしていく。
特に株価が下げたときに多めの投資資金で株を購入していくことで、
株数を多くしていき
資産を膨らませていくという投資も考えられます。
では、長期投資のほかに短期投資で利益が出せるかどうかといえば、
ここからは短期投資でも利益が出せる投資が考えられます。
香港市場には
日本の証券会社からの取引では信用取引はできませんので、
購入した企業の株価が上昇したときに売却して利益を出すという
投資の仕方となります。
(中国本土B株市場は現在信用取引はありません)
どちらにしても株価が上げていかないと利益は出せない市場です。
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