第1150回
自分の資産は自分で守る

株式投資で利益を出すには、成長した国の企業へ投資を考えるより、
これから伸びていく国の企業に投資したほうが
いいに決まっています。

また、年金でも日本はこれから
安定して高い金額を受け取ることはできないでしょう。
老後の事を考えただけでも自分の身は自分で守っていかなければ、
という思いの人が多くなってきて当然です。

特に若い人で
20代から老後を考えて預金をするという人が多いのも分かります。
テレビでは若いうちはお金を使うことを激賞する人もいますが、
あまりいい意見のように思えません。
必要なものにお金を使うことは大事ですが、
無駄づかいのお金は勿体ないでしょう。

特にマンションや持ち家を購入しようとしている人にとって
少しはお金を貯めておかないと頭金ができません。
そんな人にお金を使ってしまえというのは
生活プランを崩せといっていることと同じです。

また、昔のバブル時代のことを取り上げて
あの頃はすごかったなどといわれても、
ああそうですかということ以外には言葉が出ないでしょう。
また、いまの若い人は車を購入する人が少なくなった、
昔はいい車に乗るのがステータスだったといわれても、
都内だったら交通の整備がいいですから
車がなくても不自由を感じる人も少ないでしょう。

また、不自由しないように整備したのですから。
時代によって欲求するものは違ってきています。
また、今はお金を使わなくとも
長期で見れば国民は必要なものにはお金を使うようになります。
必要なものを手に入れるために人は頑張って仕事をします。
また、投資でも利益を出してその足しにしたいと考えます。
ただすぐに使うか、将来使うかは人によって違うだけです。

日本ではなかなか先の成長が見えないのに対して、
中国は年々これからも豊かになっていきます。
もし、日本でもこれから豊かになっていくという実感が持てれば、
日本の企業の株に投資をしても成長を買うことができるとして
国民はもっと日本株に投資ができるでしょう。

ところが現実はそうはいきません。
中国なら国民はこれから豊かになっていく感覚が実感できますし
現実に成長していきます。
だんだん豊かになっていければ、
今の生活が多少苦しくても
希望を持って生きていくことができますし、
投資においても利益を拡大していくことができます。
せめて投資でも中国株投資だけとはいいませんが、
日本の商品のほかにほかの国の金融商品に投資して
リスクを分散することを考えてもいいのではないでしょうか、
今の日本人は。

特に円高で日本円の価値は上がっていますので
海外に商品を安く購入できるチャンスでもあります。
自分の資産は自分で守っていくことも考えてもいいでしょう。