第1148回
打開策
国民は怒ろうとしても、
実際に今まで預けた掛け金が使われて手元に無いのですから
怒りのもっていきようがありません。
このことは私自身20歳の頃から感じていました。
そしてなぜ国民が怒らないのか、わけが分かりませんでした。
このまま要ったら老後資金が掛け主に戻ることなどありません。
このことは多くの人が
実際はわかっていたのではないでしょうか。
ただ、国が何とかしてくれるだろうという淡い期待で
怒る気持ちを抑えていたのではないでしょうか。
ですが、ふたを開けて実際の姿を見たらこのざまです。
これでは国にだまされたようなものです。
また、今まで黙っていた見ていた国民にも罪があります。
もっと大声を上げて国に注意をするべきでした。
ですが今からなにを言っても遅すぎます。
もう、預けたお金はないのですから、
それより将来少子高齢化で少なくなっていく若い人に
負担をかけようというのですから
若者にとってはたまりません。
じゃあ自分たちが老後になったら誰が面倒を見てくれるのか。
その前に掛け金を支払っていけるかどうかが
心配になってきています。
八方塞になっていくでしょう。
そうしないためにも国は何らかの手を売ってくるでしょう。
消費税を年金の財政に当てるようになったら、
今度は現在の消費者への負担になってきます。
現在の国民も今八方塞になっていて
解決する手段はなかなか見つからないといっていいでしょう。
もし解決しようとしたなら、
国からの期待だけで任せるのではなく、
自分で解決策を見つけていくことです。
その方法の一つとして私自身が考え、
実践している中国株投資も
ひとつの役割を果たしてくれると考えています。
自分の身は自分で守る、です。
人や国を当てにする前に
まず自分のことはどうやったら守ることが出来るか
考えてみてもいいでしょう。
老後他人になるべく迷惑をかけない、
かけたにしてもかけた人か施設に
それだけの労働に見合った支払いができれば
その人たちの生活も確保されます。
一般の有料施設に入るには
まとまった金額を支払わなければいけないところもありますので、
そのような金額を貯めるにしても
貯金も大事でしょうが、
増やす投資ということも検討していいと思います。
|