第1142回
投資できる市場

ベトナム株が
詐欺でも取りあげられるようになったということは、
ベトナムがこれから成長していくことで
ベトナム株式市場に上場している企業が
成長していく可能性が大きくなってきたということでもあります。
株式投資では利益を出せる市場であれば
投資を考えられると私自身も思っています。

ただ、私の場合は個人の投資家が
上場企業に直接投資ができることを条件にしています。
ファンドなどのように投資資金を預けて
運用して利益がでるかどうかというものではなく、
直接投資して結果は自己責任でというかたちです。

そうでなければ本当の意味での投資ではありませんし、
投資で利益を大きくしていくことはできません。
では、私自身ベトナム株にいま投資をするかといえば
様子見です。
ベトナム上場企業の情報収集が先決ですし、
まずは中国株投資で利益を拡大していくことが最優先課題です。
「二兎を追うもの一兎も得ず」では笑い話にもなりません。

また、長期的には中国株投資のほうが
利益を膨らませていける市場だと思っているからです。
あくまでも主体は中国株投資です。

ではこれからずうっとベトナム株投資をやらないのかといえば、
そうともいえません。
情報を収集していく中で投資が検討できる企業がでてきたら
そのときは考えていく可能性があります。
ベトナム株を取り扱う証券会社としては
「もしもしＱさんＱさんよ」の記事で
第3292回「ベトナム株ならさくら証券でどうぞ」
にも載っていますので参考にされたらいかがでしょうか。
また、他の証券会社では
岩井証券がベトナム株を取り扱っているようです。

長期的にはインド株、ロシア株あたりも
取り扱えるようになるかもしれませんが、
こちらはまだいろいろと障害が大きそうです。
また、投資できる市場がいくら増えたとしても
問題は手持ちの投資資金です。
まずはこちらをコツコツと貯めていく事が先決です。