中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1138回
コツコツ購入

特に今回の「サブプライムローン問題」での下げは
どこが底値になるかわかりませんでした。

2007年10月近辺から香港市場では株価が下げてきていますので、
もし底値近辺が2007年末で、2008年は上がると考えて
2008年に入ってすぐに購入したなら、
株価指数は2008年10月までずうっと下げ続けていました。
下げてから購入したとしても、
2008年に入ってすぐに購入していたなら
まだ高値での購入になったでしょう。

私個人としては2008年下半期の6月から購入を始めていました。
そのときの買い方は前にも書きましたが、
底値がいつになるか分からないのですから
少しずつ株価が下げていけばいくだけ
買う株数を多めにしていきました。
特に6月から買い始めた後、
10月以降上げ始めた12月までは積極的に買っていました。
2009年に入ってからは
購入する株数はぜんぜん少なくなっていますが。

もし、2008年に入ってすぐに購入していったとしても
下げていく間は少しずつ購入する投資を行っていけば、
10月前後の安値時期でも購入できたでしょうから
安値買いができたでしょう。

株価が上げ始めたとしても、
すぐに大きく上がっていくわけではありません。
購入資金でも少しでいいですから、
二ヶ月、三ヶ月に1回でいいですから
10〜十数万円程度できたら買っていくことで
安値買いができたはずです。

コツコツ少しずつ買っていった投資家が、
下げ相場では少ない金額で株数を多く購入することができました。

亀の歩みは鈍くともチャンと最後には目的地につきます。
中国株投資でも着実に少しずつ買い増しして
株数を増やしていく投資家は「亀の歩み」と同じで、
時間はかかりますが目的地につきます。

サブプライムローン問題に関しては一応、
2008年10月末近辺が底値近辺となっていますが、
ひょっとしてここから更に大きく下げていく事があれば
まだ底値になっていなかったことになります。
ですがその可能性は少ないですが。

普通で考えれば、第一回目の底値が2008年10月末近辺、
その後株価指数は上げてきて、
次に下げたのは2009年3月前後で
この辺が第二回の底値と見ることができます。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年6月15日(月)

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