第1110回
短期投資
サブプライムローン問題が発端で
世界の経済は大きく後退してきています。
この影響がいつ終わっていくかはまだわかりません。
ですが、いつかは終わっていきます。
アメリカや多くの先進国の経済に関しては
どうやら年内には底入れできない可能性が高まってきてます。
中国に関しては世界の中でもいち早く
景気を回復させることができる可能性が大きいでしょうが。
もし中国が第1四半期にも経済減速が止まり、
第2四半期から徐々に回復基調に向かうのであれば
中国株式市場は上げていく可能性が大きくなりますが
今後の様子を見ていく段階でハッキリしたことはいまはいえません。
中国株式投資では長期投資が基本ですが、
現在を環境では短期投資も考えることができる相場にも見えます。
資産を造っていく中国株式投資では
優良企業の株を長く購入しておくことで
大きく利益を膨らませていくことができます。
ですが、小さな利益を重ねていく投資が
いまの中国株式投資でもできる環境が
出てきているようにも見えます。
と、いってもディトレーダーのような売買の仕方ではありません。
中国株式投資では為替の手数料、証券会社の手数料が高いですから、
日本株のようにしょっちゅう売買していたら
赤字になってしまいます。
ですので購入した企業の株価より
最低5%程度は上げていないといけません。
それに利益を考えると10%程度は購入株価より上げていないと
利益を手にする実感はありません。
ですので購入株価より10〜15%上げてはじめて
利益が確保できる投資となります。
ですが上げていくにしても
1日や2日で上がっていくわけではありませんので
1ヶ月程度の投資期間を見ておかなければいけません。
また安値で購入していくというタイミングが必要です。
全てはどのくらいの安値で購入できるかが
勝負の投資の仕方になります。
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