中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1092回
2009年の株式市場予想

2009年もサブプライムローン問題の影響から、
その後世界経済がどう動いていくか、
流れを見ていく必要があります。
基本的にはアメリカ経済が低迷していくことは予想できますが、
欧州、アジア経済は
アメリカとは違った動きをしていくように思えます。
大胆な予想をすれば、
2008年の本決算では多くの企業の業績は
伸び悩むか減益になる企業が多いでしょうから、
発表が多くでてくる2月は
香港株式市場でも減益銘柄の企業の株価は
安くなる可能性があるでしょう。
ですが、株価は半歩先を見て動くものです。

2009年第一四半期、
または2009年中間期で業績が大きく回復していく企業は
2月前後からでも上げていく可能性があります。
問題は企業業績よりも
投資家が株式市場にどれだけ戻ってきているかです。

中国政府の景気刺激策の効果がいつでてくるかによって、
投資家が市場に戻ってくる時期が違ってきます。
これから景気が回復しそうだという気運が出てくるだけでも
投資家は戻ってきます。
また、いくら景気が上向いても
先々まだどうなるかわからないというような状況では
本格的には投資家は戻ってこないでしょう。

もし、中国政府の景気刺激策の効果が2009年の春以降、
下半期に出てくるようであれば
一部の中国本土の投資家が
2009年の前半には市場に参加してくるでしょう。
株価でも高値を更新していくというのではなく、
ある程度の戻りは期待できるでしょう。
本格的に上げていく時期は早くとも後半となるでしょう。
では投資家の出番といえば、
まだ株価が安い2月、3月までは
積極的に安値を拾っていく作業を行える時期となります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年1月5日(月)

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