中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1085回
肝が据わった投資

なぜ、本当の意味での
「根性を据えた投資を行ってこれたのかどうか」、
本当の投資とは何かを考えるようになったかといえば
10年以上の投資を考えたときに疑問がでてきたからです。

いままでも10年以上に対しての投資は考えていましたし、
業種でも絞っていくことができました。
ですが、漠然とした気持ちで判断してきており、
実際にこれから私自身としても
本気で10年以上売らないでおこうという気持ちで考えたときに
フッと疑問がでてきたのです。
私自身脳内出血で倒れた後考えたのは、
まず60歳まで無事に生きれるかどうかで、
生きていくうえでの区切りの年齢が60歳であと5年強あります。
再出血しなければ生き残る可能性は大きいでしょう。

では何で10年以上の投資で考えたかといえば、
今現在中国株式市場が下げている時期に10年、
20年と売らないで済むような企業の株を購入しておこうと考えた時に
フッと疑問が出てきて、
そこまで中国株投資に対して
誠心誠意行っているのか疑問がでてきたのです。

この気持ちの上では決着はつきませんが、
前よりもっとまじめに肝を据えた投資で取り組んでいこう
という気持ちが強くなりました。
だからといって
いままでがいい加減だったといっているわけではありません。

少ない投資資金でいまなら多くの株が買えますので、
いまが最大の投資のチャンスです。
私自身が60歳まで生きられて、
その後何十年生きていったとしても
ある程度の資産ができていれば
周りの人にお金の面では苦労をかけなくても済みます。
また、60歳で私自身が死んだとしても、
残った株は家族が使ってくれるでしょうから
私が心配する必要はありません。

もし年率で20%成長していく企業に10年投資したなら6.19倍、
20年なら38.3倍、
30%でしたら10年投資で13.7倍、20年なら190倍です。
500万円投資金額で20%成長なら10年後に3095万円、
20年なら1億9150万円、
30%で10年投資で6890万円、20年で9億5000万円です。

肝が据わった投資をしないと
途中で売却してしまうことになります。
肝が据わった投資を考えられると
見えてくる景色が今までとは違って見えてきます。
長期投資で肝が据わった投資とは、
同じ投資内容だったとしても気持ちがぶれない分だけ
安定した投資ができます。
また、投資が継続できないとわかったなら
サッと投資を引き上げられるような潔い投資が出来るかどうかです。

投資で基本的なことを繰り返しいっているだけですが、
肝が据わってくると周りの景色がよく見えるようになります。
車の免許を取ったばかりのときは
車の安全運転するだけで手いっぱいですが、
慣れてくれば車窓からの景色も楽しめる運転が出来ます。
根性を据えて投資をすると小さな出来事では迷わなくなります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2008年12月12日(金)

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