第1052回
運転
最近私の身の回りの出来事で大きなことといえば
車を運転できるようになったことです。
1ヶ月前までは考えられなかったことです。
今まで病院に行っている時に、
もっと重度の人が運転しているのを見て
すごいなあと感心していました。
運転できるかどうかに関しては
免許センターに更新手続きで書き換えにいった際にテストを受け、
オートマ車限定であれば大丈夫だということで
運転してもいいという返事は受けていました。
免許センターで障害者の方を見ている中で、
重度の人の中には
アクセルとブレーキの踏みかえで1秒以上かかる人がいて
運転は無理だと思われました。
当人は車で来ていて
免許証を何とか更新して帰りたかったのでしょうが、
アクセルとブレーキの踏みかえは0.3秒が一般的ですから
1秒以上だとまず運転は無理です。
むしろ今までよく事故を起こさなかったものだと感心しましたが、
その方にとっては車は移動手段としてとても大事だったのでしょう。
障害者の中には車が移動手段として必要な人は多いでしょう。
私自身も近くのジャスコに買い物にいくにしても数キロありますので
歩いていくのはほぼ難しいですが、車なら10分でいけます。
私にとっても車は足の一部となってきています。
私は周りの意見もあり、
発症後1年間は乗らないでくれと言われ
乗ってはいませんでした。
私自身もはたして運転できるか不安でした。
今は右足がアクセル、左足がブレーキで、
(健康時は右足だけで操作)
右手は利きませんので、ハンドルに回旋ノブを付けて
左手だけで運転をすることになります。
車に乗る前は頭の中で運転をシュミレーションしてみるのですが、
全くの五里霧中でどうなるか判断できませんでした。
1年ぶりに運転してみると、
大変かなと思っていましたが実際にはほとんど違和感がなく
運転がスムーズにできました。
このことが逆に大きな驚きでした。
健康なときは休みで時間があるとロングドライブにいっていました。
泊りがけにしても前日に宿に電話して予約を取ったり、
出かける1時間前に予約を取って出かけていました。
ただ、高速料金とガソリン代が4万円程度で
宿がそれより安い料金で泊まっていましたので
高速料金とガソリン代には不満がありました。
今はガソリン代が値上がりしていますのでもっと不満ですが。
このように気ままにドライブができるのは
中国株投資から生まれてくる利益からの
メリットの一部と実感していました。
いまはまだ高速道路での運転は控えていますが、
なれて自信ができたら
ロングドライブではないにしても
近場でしたら出かけてみたいと思っています。
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