第1037回
投資家の利益は国の利益
中国株投資で期待することは
ある程度の資産を造ることでしょう。
また、貯めた資産の使い道としては
欲しかったものを購入することと、
生きている間に必要とする、
特に老後資金に不自由がない程度に資産を持っていたいという人が
多いのではないでしょうか。
これからは高老齢化社会がやってきます。
やはり先立つもの、ある程度お金がないと不安でしょう。
また、日本自体にしても新興国からの経済の成長の追い上げで
いつ日本経済がクラッシュして円の価値が下がるかも知れません。
日本の円はアメリカドルに対して
2000年以降100〜130円内で変動しており
安定しているように見えますが、
対ユーロでは2000年には100円前後まで下げていましたが
いまは160〜170円内で動いており
円はユーロに対して弱くなっています。
また、海外の預金は配当利回りが高い商品が多いですから、
為替変動のリスクがありますが購入を検討できます。
オーストラリアドルやニュージーランドドルへの預金でしたら
5〜6%の配当利回りが期待できます。
2000年ころのオーストラリアドルは70円前後でしたが
現在は100円前後で推移しており円の価値は下げています。
対処法として日本の円をほかの通貨に替え
預金しておくのもいいと思います。
現在預金に対しては利子に対して20%の税金がかかります。
また株式投資に対しても現時点では10%の税がかかります。
こられの税金は国税として日本に入るのですから
大赤字になっている
財政の建て直しにできれば使って欲しいのですが、
現実は無駄と思えるところに回っているのが多い
と感じられるのが実感ですが。
中国株投資で得た利益から支払う税金は、
中国企業が生んでくれた利益からです。
日本人全体での中国株投資売買と
配当金からの利益が1000億円あれば
100億円以上が国に入ります。
少ない金額のように思えますが、投資が続く限りは国に入ります。
もし、金額が1兆円なら国に1000億円以上入ります
これらのお金は中国の企業の成長がなかったなら生まれてきません。
日本の国にとっても
中国の株式投資、配当からの利益は恩恵となります。
これは投資家にとっても日本にとってもいいことで、
お金は世界を回って動きます。
もし、投資しなければこの恩恵は受けられません。
株式投資での利益は投資家の利益ですが、
日本にとっても恩恵があります。
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