中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第1021回
株価の変動

100円投資して購入した企業の株価が50円に値下りしたなら
50円の損になります。
逆に株価が150円まで上げたら50円の利益がでます。

もし、100円で投資した企業の株が150円まで上げたなら
投資家は満足でしょう。
その時点で50円分が利益になるのですから、儲けた気分になります。

ところが逆に50円まで下げたなら
投資金額の半分まで下げていますので
精神的にも安穏とした気持ちでいられないでしょう。

もし、投資した企業が将来伸びていけないのでしたら
やはり安穏としている場合ではありません。
ですが、投資した企業が収益でも長期的に伸びていくようでしたら
却って安くなった株価で購入をしていくことができます。

ですが、投資家の気持ちとしては
安くなった時点から購入していく気持ちにはなかなかなりません。
なぜならこれ以上株価が下げていったなら
損が膨らんでいく結果となるからです。

こんな気持ちになるのは企業を見て投資をしているのではなくて
自分が投資した株価に対して損得が出ているのかどうかが
投資家の関心ごとだからです。

株価がここから下げていったなら
もっと損が膨らんでいくのではないかという恐怖心も
頭をもたげてきます。

つまり、自分が投資した株価に対して
利益が出ているかどうかだけが投資対象の関心ごとです。

これですと、
世界の動きが自分を中心として回っていくと思っていることと
同じです。

このようなときに対処する方法として、
なぜ株価が下げているのか、
知るところから見ていくと下げている実態がわかってきます。

株価が下がっていくときには企業の収益が伸びない場合、
中国株式市場で株価指数が大きく上がっていったような時などは
調整して全体の株価が下げていくことがあります。
また、鳥インフルエンザなどが発症してきたら
鳥インフルエンザの影響とは関係のない企業まで下げていきます。

株価が下げていっている内容がわかったなら
いま投資できるのか、できないのか、判断していくことができます。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ

2007年5月4日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ