中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第943回
時代によって変わらないもの

投資の仕方は時代によって変わってきますが、
投資していくのは投資家という人間です。
この点では変わりはありません。

確かに投資の仕方は今の時代と過去の時代の流れとともに
売買方法でも違ってきています。
過去の日本の取引でも電話などが主流の時代だったのは
15〜20年程度前の話です。
インターネットが普及したのはこの10年程度です。
だからといって売買するのに
インターネットで注文するのが全部かといえば、
そうではありません。

また、情報を知る手段として
インターネットの画面から多くの情報を得ることもできますが、
証券会社に電話して売買する時に情報を聞くこともできますので、
投資家がうまく利用することができます。

人は生きている年数には限界がありますし、
たとえ自分が死んだとしてもまた新しい人が生まれていきます。
子供が成長し、投資が出来る年代になれば
投資家が新しく株式市場に参入してきます。

これは輪廻みたいなもので、
株式市場では個人的なことよりは
いかに社会の中で必要か、必要とされる限りは
株式市場は生きて働き機能していくでしょう。

個人投資家が考えることは過去や未来の売買方法ではなくて、
現在いかに利益を出していくことができるかです。
ただ、過去の投資家が行ったような手口を見ていきますと、
投資方法よりも精神的にいかにその場をしのいでいったか、
精神論では非常に参考になります。

これからも中国株式市場に投資するにしても
ファンドや個人投資家などのいろいろな投資資金が入ってきます。
また、投資する期間に対しても
数日間で株価を上げていくような資金が入ってきたり、
機関投資家のように
数ヶ月単位で利益をあげていくお金も入ってきます。
個人投資家でも短期や長期での投資の仕方で
投資資金が入ってきます。

では、個人投資家で利益を出していける値上がり率とは
どのくらいでしょうか。
長期投資では何倍、何十倍にしていくことが目的ですので
短期投資の場合を見ていきますと、
数ヶ月単位の短期投資で利益を得ようとしたなら
為替手数料、証券会社の手数料、税金等を入れたら
10〜20%上げていった程度ではあまり利益になりません。
むしろ円高、円安などで大きく為替差損が出たなら
数%の利益にしかならないでしょう。

投資した企業の利益に対しても
20%以上出る可能性のある投資の仕方を行っていかないと
なかなか資産は増やしていけません。
短期投資では20〜30%程度株価が上げていったなら
利益が出たと考えていいでしょう。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2007年1月16日(火)

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