第920回
最低取引単位株数
過去に株価が安かった銘柄では
2000年ころには超大現代農業(コード:0682)が
0.60香港ドル前後でしたが現在は4.5香港ドル前後へ。
東方電機(コード:1072)が
0.50香港ドル前後から17香港ドル前後へ。
中国石油天然気(コード:0857)も
1香港ドル台から10香港ドル前後まで上昇しています。
このほかに多くの銘柄が安い株価のときがありました。
ですがこのような株価は過去のことです。
今から考えるのは
このような企業がこれからどこまで成長していけるのか、
株価でもどこまで上げていくことができるのかを見ていくことです。
現在上場している企業で、
株価でもまだ安くこれから伸びていく企業でしたら
少ない投資金額で購入できます。
将来性のある企業で
株価が現在0.7香港ドル程度で購入できる企業もあります。
その中から投資できる企業を探していくのもいいでしょう。
また、株価が高くても
業績が順調に伸びていっている企業は多くあります。
株価が高い企業へ投資しようとすれば
投資資金も10万円では足りなくなります。
株を購入する最低取引単位株数でも
株価の安い銘柄では1万株単位の銘柄も多くありますが、
株価が高くなっていくと
最低取引単位株数が少ない銘柄も多くなっていきます。
株価が3香港ドルで最低取引単位株数が2000株なら
日本円で9万円が必要です。
投資したい企業の株価が5香港ドルで、
最低取引単位株数が2000株なら
日本円で15万円必要です。
10万円投資より投資金額は多くなりますが、
5万円足せば購入できます。
また、投資金額でも増えて
100万の投資額で15万円している株価の企業に投資を考えたなら
約6銘柄に投資ができます。
もう少し株価が高い企業なら
10香港ドルで最低取引単位株数が2000株なら
日本円で30万円が必要です。
100万円投資金額があったとしても3銘柄程度が購入できます。
10万円投資でしたら1銘柄に投資していくのに対して、
100万円が手元にあったなら
3〜6銘柄に分散投資していくことができます。
投資の仕方でも株価が安いために何万株も購入できると
株数だけ増やすことを考えて投資することは意味がありません。
投資できる企業というのは
株価が高い安いというのを基準に考えるのではなく、
将来伸びていける企業であることが大事です。
ですが、日本株とは違って
投資資金でも少なくてすむのが中国株への投資です。
中国株投資を行っていくときには
少ないお金で投資ができるのも魅力のひとつです。
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