中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第918回
お金を稼げるところに引越しさせる

お金はなかなか貯まらないといいながらも
お金を貯めていくのが一般家庭で、
少ないながらも貯めていきます。

日本の貯蓄残高は1200万円程度となっていますが、
実際にはお金を貯めていける世帯と
そうでない世帯があります。

お金がある世帯ではもっと高い貯蓄残高になるでしょうが、
そうでない世帯は1000万円はおろか100万円以下、
逆に出費が多い時期があったりすると
マイナスになっている家計もあるでしょう。

過去の日本が成長していけるような時代であれば
働けば資産を増やしていけた時代です。

懇意にしていただいた方が働き盛りのころは
日本でも企業が大きく成長していった時代で
夜討ち朝駆けで寝る間も惜しんで仕事をしたなら
営業成績も伸び収入も伸びていった時代でした。

ですが、今の日本は
過去の日本とは違った経済成長をしていく時期に入ってきています。

なかなか働いても収入が増えていかないのが
日本で働いているサラリーマンでしょう。

1990年のころの預金の利子で
高いときは9%前後の商品がありました。
稼いだお金を預金しておいていただけで
お金が増えていった時代です。

お金がお金をふやしていってくれた時代でもあります。
ですが、今の時代は
貯まったお金を増やしていくのに銀行に預けておいても
ほとんど利子がつかなくなっています。

これからはお金にも働いてもらって
増やしていけるような運用ができるところに
お金を移動していかないとお金は増えていきません。
では、日本で
お金をふやしていけるような商品があるかといえば
なかなか見当たりません。

日本の株式市場の日経平均株価でも一進一退が続いています。
ここから投資して大きく資産を増やしていける市場とは違います。

なかなかお金を膨らませていけることができないのが
日本の株式市場です。
逆に伸びていける市場への投資といえるのが
中国企業が上場している香港、中国本土B株市場です。

お金を増やしていくには
増やしていける市場に投資していかなければいけません。
まずは伸びていける市場に自己資金を移動させる
引越し作業を行っていくことから
始めなければなりません。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年12月12日(火)

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