中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第676回
予想

投資家は投資した企業が大きく成長してくれれば
株価でも大きく上がっていくでしょうから
そのような企業に投資をしていこうとします。
ではそのような企業をどんな方法で見分けたならいいのでしょうか。
確実に数年後にいくらまで上がっていく、
という企業を見分ける方法はあるでしょうか。

結論から言えばそんなことは誰にもできません。
最も未来がわかるような投資方法があったなら別でしょうが。

現実にはありませんのでこのような考え方は除きます。
予想をずばり当てることはできませんが、
人間は考えることができる動物です。
予想はできます。

私自身が中国株で気をつけているのが、
まずは分散投資で
ひとつの業種に対して分散投資をするのではなくて
将来伸びていける業種で企業成長でも高い企業、
安定して業績を伸ばしていける企業への投資比率を高くしておく。
これだけでも毎年投資した企業が
どれくらいの成長率で伸びていけるかが把握できます。

また配当金でも年間で幾らくらい入ってくるかも
おおよそですが検討がつきます。
基本的には安全性が高い業種、企業への投資額では
9割以上にしておきます。
では残りの1割はどのような企業への投資になるかといいますと、
伸びていける可能性が非常に高いが
先々の業績の伸びが予想できない企業への投資資金へ
というふうに分けて分散投資をしています。

安心して投資できる業種ではインフラ関連企業が多くなっています。
逆に先々の収益予想ができない業種では
IT関連、薬品関連企業など
先々の業績データでは収益予想がよくても
なかなかそういかないような業種が入ります。
この投資方法は私自身が今まで中国株投資で実践してきた中から
私に合っている投資方法です。

まずは実利を手に入れる業種、企業への投資が一番です。
次は中国企業でも
実利以上に利益を出せていけそうな企業への投資を
少ない金額で行っていくというものです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ

2006年1月6日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ