中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第653回
株式市場全体の流れを見る

人が投資を行うのは投資して資金を増やし
何とか利益を拡大できないかどうか、
そのための方法として長期投資や短期投資、
ディトレード取引という手段を使っていっています。

投資する手段は違っても
利益を最大にしていこうということには違いがありません。
ではディトレード取引でどの程度の利益が出せるのでしょうか。
ディトレード取引で大事なのは
投資しようとする株価の値上がり値下がりです。
購入していた株ならサヤが取れるところまで値下がりしたなら
その時にすばやく売却して利益を確保しなければいけません。
ですから株価が動いたときに
いかにタイミングよく売買ができるかがすべてです。
タイミングよく売買ができたなら利益になるでしょう。
ですがなかなか難しい投資方法です。
まして株の売買だけで利益を上げて暮らしていこうとしたなら
パソコン画面をずうっと見ていなければいけませんので
かなりの重労働です。
利益がでればいいでしょうがそうならなかったなら最悪です。

中国でディトレード取り引きができるようになったなら
かなりの人数が
ディトレード取り引きを行っていくようになるでしょう。
そのときは日本で行われている投資家の数を
はるかに上回っていくでしょう。
そのような株式市場になっていくというのが中国株式市場です。

中国投資家のばくち好きも入って市場では取引が多くなり
その他に海外からの投資、投機資金が入り
株価は値上がりしていくことが考えられます。
ディトレード取り引きでは企業業績はあまり関係がありませんので
株価の値上がり、値下がりが関心ごとです。
ですが取引を行っていく際にも気をつけておきたいことがあります。

まずは株式市場事態に
どのようなことが起きているために株価が動いているかです。

現在日本に投資資金が多く入ってきているのは
日本の経済が復活していること
で企業の業績が向上していくとともに
株式市場の株価も値上がりしていくとにらんだ資金が入って
株価が上がってきています。
もし日本の株式市場の株価が下がっていくとしたなら
日本の経済にまた先行き楽観できなくなり
企業の収益も伸び悩んでいくようになったときでしょう。

そんな時はディトレード取り引きを行っている企業が
どのような影響を受けるのか、
株価でもどちらの方向に動いていくのかなど
基本的な部分をつかんで投資を考えていった方が
投資効率も上がっていきます。
ディトレード取引を行っていこうとしている企業の株価が
どのように動いていく特徴があるか、
タイミングを狙って投資をしていくためにも
株式市場全体の流れを見ておく必要があります。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年12月7日(水)

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