第465回
現地の食べ物から
海外にいったとき私自身はまず現地の食べ物を食べてみます。
普通のレストランですと大体メニューの中から
これが食べたいというものが見つかりますので心配は要りません。
ですが一歩都市の中心街を離れますとそうもいきません。
眺めがいいお店に入って注文をしようとしても
英語が通じない場合も多いのです。
ですのでお互いメニューを見ながら
食べ物でもこれは麺類か、ご飯ものかなどを聞いて見ますが、
お互い言葉が通じないのですから
身振り手振りで会話することになります。
レストランに入った時点で
目的は食事に来たと従業員はわかります。
レストランで運動をしたり
ショッピングが目的の人などいないのですから。
言葉だって日本語でウエイターにあなたはどれが好きか、
このお店のお勧め料理は?
などと聞いていると時間はかかりますが何とか伝わるものです。
その国の人がおいしいかどうかの料理を知るときには
相手の国の人にお勧め料理を聞いてみるのが一番です。
また注文したにしても
料理がくるまでがハラハラドキドキものです。
頼んだ料理がきてからも
どんな味がするのかでまたハラハラドキドキします。
食べてみて自分の口にあう場合もありますし
そうでないときもあります。
とくに料理が口に合わないときでも
料理を勧めたウエィターが食べているのを見て
どうだおいしだろう!とにっこりした時には
料理を全部食べれるかどうかは別として
ウンウンと頷いてしまいます。
ですが味に関しては旨い不味い、という前に
いつも思っていることがあります。
食材に関しても今までの人生の中で知らなかった味、
それが味覚のうえでもかけ離れていればいるだけ
私自身いつも感動します。
今まで食べたことがないものや料理だったら
その驚き(ギャップ)が実は楽しいのです。
そうか世の中にはこんな味があったのか・・・と、
それだけで結構感動してしまいます。
また人生それだけで一つ得をしたような気持ちにもなります。
料理で使っている食材でもその国が見えてくる場合もあります。
とくにアジアにはいろいろな種類の野菜が豊富です。
ですが寒い国ですと麦から作ったパンが主食になりますし、
野菜のほうが貴重品だったりします。
とりあえずほかの国に行ったときには
そこの国のシステムに従ってみることです。
そうすると見えないものが見えてきます。
株式投資でも基本は投資国のことを考えてみることです。
この時点では日本人だということを忘れて、
まず中国という国の現状のみ考える。
現段階での成長はどうなっているのか。
世界の国は中国をどう見ているのか。
どう付き合っていこうとしているのか。
また、周辺各国との協調性は。
<次回に続く>
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