イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第447回
為替で利益

このまま中国経済が発展していき
日本のように豊かになっていけば
フランスでも中国人の旅行者を
10年もかからずに良く見かけるようになっていくでしょう。
1997年前までは香港を訪れる旅行者は日本人が多く上客でした。
ですがその後は日本人観光客ではなく
中国本土からの観光客が非常に増えて現在ではトップです。
このような流れから見ていくと
経済の強くなっている国を知る手がかりになります。
またそのような国は経済が発展していっていますので
そのような株式市場には投資ができます。
その最先端が中国です。
では今後EU加盟国でユーロ導入をした12か国は
このまま発展できるでしょうか。
欧州ではお互いの国家財政でも言葉も宗教でも
少し違っていますので時間はかかるでしょうが
ゆっくりと成長していくと考えたほうがいいでしょう。

では中国はどうでしょうか。
中国はひとつの国ですから言葉の点ではそう問題はありませんし、
また宗教でも一部を除き比較的安定しています。

中国は今後数年間後には現在考えられないくらいに
経済発展していくことが考えられます。
そのとき現在中国の通貨の元が変動相場制に移行したときには
元の価値がどこまで上がっていくのかは現在想像の域は出ません。
ですがここでは”為替で利益を拡大させていく”ことができる、
という現実が見えてきます。
私自身がフランスで感じた経験からでも
10年間程度の間に物価の点では50%きり上がってきています。
ではこれを中国の元の通貨に例えたらどうでしょうか。
投資の株価から見ても、
中国株に100万円投資していたときに
中国の通貨が50%きり上がった時、
中国の株を売却して手元に戻そうとしたときには
50%きり上がった分の金額で150万円になって返ってきます。
この50万円分が為替での利益となります。
この分を考えて投資を行なっていくことを見ていくのも大事です。
[為替で利益を出していく]というのも投資方法のひとつです。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年2月22日(火)

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