第342回
株価変動と投資の関係
株価は毎日上がったり下がったり、
株価指数でも変動しています。
指数でも自分が購入した企業の株価でも変動しています。
特に短期で利益を出そうと投資した投資家にとっては
毎日がスリルと興奮の日々が続きます。
上がったといっては喜び、
次の日に下がったといっては不安になります。
購入した企業の株が数日間上がっていったときには
もっと上がっていくような気になりますし、
逆に数日間下がり続けたときには
永久に下がっていくような気になります。
これは自分の期待通りに株価が動いてくれない為に起こる
人間の心理状態が原因です。
短期投資で20%、30%の利益を上げていこうとしたなら
株価の変動が気になって仕方がありません。
このような投資方法では当たり前のことです。
長期でも1年程度で投資を考えた場合
同じ気持ちになる可能性があります。
株価を半年、1年という期間で見たときに
投資結果がもっとハッキリ判ってきます。
投資した企業が2倍、3倍になっている場合もあるでしょう。
また逆に二分の一、三分の一に下がっている場合もあるでしょう。
短期投資ではせいぜい
20、30%程度の利益を狙うのがせいぜいです。
ですが1年程度の投資でしたら
2、3倍になる場合もあります。
この場合期待できるのは
投資した企業の株価が上がっていくキャピタルゲインです。
ですから株価の値上がり、値下がりに一喜一憂します。
<次回に続く>
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