| 第339回市場の人気
 香港の株価指数ではH株指数は現在4400ポイント前後ですが、今年最高値では1月5日につけた5440.75ポイントです。
 シンセン株価指数の最高値は
 4月9日につけた316.483ポイントですが
 最近の指数は220ポイント前後です。
 H株指数の下落率では約20%です。
 シンセンB株指数の下落率では約30%です。
 最安値指数ではありませんが、低い指数となっています。
 香港H株でも原油価格高騰で株価も業績も大きく変化しています。市場での投資家の人気、
 外部要因での業績の変化で企業の株価は変動します。
 このような時にはどう投資していくかが問題です。
 現在業績のいい企業の株を購入していったらいいのでしょうか。
 ですが、こちらは原油価格が元に戻ったり、
 下がった場合には収益でも減っていくでしょう。
 そのときは株価でも下がっていく可能性があります。
 ですが、石油関連は国が発展していく上で必要な業種です。
 今後も長期的には業績でも上がっていきます。
 では電力企業はどうかといいますと、
 現在原油価格高騰で売上げが伸びても収益では伸びていませんが、
 原油価格が下がれば収益の向上に繋がってきます。
 ですが、原油価格が大きく下がらない可能性もありますので、
 その時は収益での伸びでも限界がでてきます。
 香港H株で復地集団は株価が上がっていますが、香港市場の人気がなくなったときには
 株価が下がっていく可能性もあります。
 ですが、香港市場の人気は下がらない可能性が大きい市場です。
 万科企業の株価は底値圏内ですから市場に人気が出てきたときは上がっていく可能性が大きいでしょう。
 ですが、いつ人気が戻るかはわかりません。
 このように業種でも市場でも一長一短があります。投資ではこのようなことが判っている必要があります。
 その上で投資する企業を決めていきます。
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